やさしいアスクっこたち
今日は、幼稚園のAちゃんが来ていました。お兄ちゃん、お姉ちゃんたちが学校から続々と帰ってきはじめると、今日がはじめてなので、ちょっとおっかなくなったのか、ずっと私にしがみついてはなれなくなりました。ぴったりくっついているものなので、なかなか他の子の相手ができずにいたら、「いっこ~、Aちゃんの面倒ばかりでずるいよ~!ちょっとはこっちも遊んでよ。」といい始め、私からAちゃんを引き離そうとします。「そんなに無理やりしたら、かわいそうでしょ。はじめてだし、一番小さいんだから、しょうがないやん。みんなもやさしくして一緒に遊んであげてよ。」というと、「いやだ~!」といいます。
そのうち、おやつの時間になったので、その間少し離れていると、いつの間に仲良くなったのか、みんながAちゃんの手をひいて、「いっこ~、外いこう!!」といっています。あれ?と思いながら、外へ行くと、家族ごっこがはじまり、Aちゃんは妹役、手をつないでとてもかわいがってあげていて、Aちゃんもすっかりなれて楽しそうにしていました。
子どもたちを無理やり仲良くさせようとしても駄目なんですね。大人がそうさせなくても、子どもたちがちゃんと自分で解決してくれます。子どものもつ優しさを信じて、まかせておくのが一番なのだなぁ、と思わされました。わたしたちは、子どもが何かを求めてきたときに、すぐに手を貸してあげられるよう、そっとそばで見守っていることが役目なのかな、と感じた一日でした。