暗闇鬼ごっこ
男の子たちは毎日、おやつのあと、必ず3階に行きます。ドッチボール、キックベース、などなど、やわらかボールで遊んだりと毎日3階で思う存分走り回っています。そして、いろんな新しい遊びをあみだしています。
今日は、「よし、そろそろ電気を消すぞ」と言って、電気を消して真っ暗にして遊びはじめたので、「電気つけなよ、怪我するよ。」といったのですが、「大丈夫、大丈夫」と。あんまり楽しそうなので、少し様子を見てみようと思って、だまって見てみることにしました。鬼になった子が暗闇の中のほかの子たちを探して追いかけ、足にしがみついてつかまえたら、鬼を交代。暗闇の中で鬼に追いかけられるのがスリルがあって面白いようで、ものすごい悲鳴をあげながら逃げ回っています。
こんな遊びの中からもいろいろと学んでいるようで、白いポロシャツだと暗闇のなかでも見つかりやすいから、黒の上着を着たほうがいいんだぞとか、最初は真っ暗で見えなくても、だんだん目が慣れてくるとかなり見えるようになってくるんだ、などと教えてくれました。
一年生も五年生もいっしょになって楽しんで、自分たちの遊びの中からいろんなことを学んで、子どもたちってこうやってたくましくなっていくんだなぁと思いました。「あれダメ、これダメ」という前に、ある程度はそっと見守っていたほうがいい時もありますね。