びゅんびゅんゴマ、パッチンを作ろう 10:00~
県内のあちこちの保育所、幼稚園、学校、その他の施設をまわって、手作り遊びを子どもたちに教えている松崎先生にきていただいて、今日は、「びゅんびゅんゴマ」と「パッチン」の作り方を教えていただきました。
「びゅんびゅんゴマ」は厚紙の真ん中に穴をあけてたこ糸を通して輪にして結ぶと出来上がりです。タコ糸をくるくるを巻いて伸ばしたり縮めたりすると、厚紙がびゅんびゅんを音を出しながら回ります。今日は、この厚紙に、きれいに染められた和紙をボンドではって作りました。ただ和紙をはるだけですが、なかなかきれいに貼るのが難しく、四苦八苦していました。「パッチン」も切り込みが入った2枚の厚紙に和紙をはり、輪ゴムでとめると出来上がり。厚紙をひっくり返して手を離すと、「パッチン!!」と大きな音を出してとびあがります。簡単ですが、これも意外に四苦八苦。ボンドが手につくのを嫌がってきちんと手を使えていないようです。「手は洗えばきれいになるんやから、手を使わんと。手も道具にするんや」と松崎先生。びゅんびゅんゴマの穴にタコ糸を通すときも、「爪楊枝で押し込むんや。爪楊枝も道具になるんやで。」と身近にあるものが、ちょっと考えると道具になることを教えてくださいました。
自分の手を使って作った手作りおもちゃ、出来上がると、あっちで「パッチン!」こっちで「びゅんびゅん!!」、とっても楽しそうに遊んでいました。とても単純なおもちゃですが、夕方まで手に握って遊んでいました。
ゲームなどのおもちゃがたくさんあふれる今日でも、ただ音が出たり、回ったりするだけの単純なおもちゃが子どもたちには面白いのです。ゲームをしているときよりも、今日の手作りおもちゃで遊んでいるときのほうが、子どもたちの目が輝いていました♪